残念なニュースですね

「衣類紛失」「請求額が５倍」どうすればいいか

これは当然予想された事柄ではないでしょうか

なぜなら、過去の消費生活センターでの相談件数の多くを占めていたクリーニングトラブルの中にすでにある事柄でしたので当然ヒューマンエラーを加味した場合起こりうることです。

「請求額が5倍」とありますが、これはクリーニング側が一方的に悪いかというと一概にはそう言えないケースも多いものです。
衣類のワンピースとドレスの境界は難しく、かつ衣類のデザインの多様化は本当に受付担当者泣かせです。この場合は双方納得の上で決めるべきものです。

ちなみにワンピースという言い方は日本のみだと思います。

正式名称はワンピースドレス（上と下が繋がったひとつのピースという意味）で
日本ではワンピースといいますが、英語圏ではワンピースとは言わずドレスと言います。
なので同じものです。

しかし、商品カテゴリを2つに分けるため、日本ではパーティーなどで着るような
フォーマルorゴージャスなデザインのワンピースが「ドレス」と呼ばれ、

女性がカジュアル着、通勤着などで着るようなドレス商品が「ワンピース」と呼ばれ、
違うジャンルの商品として2つに分けられている傾向にあります。

TokyoLaundryでは、受付後検品時に値段や品名などに間違いが発生しないようコミュニケーションを大事にしております。メールでの確認も大事な作業工程です。

繊維製品品質管理士
修復師（京技術修洗会認定）
宮本　茂

平成27年5月12日(火)産経新聞ニュースより

ネット宅配クリーニングの主な相談内容

クリーニングに対する相談件数推移